今日はクロちゃんで済生会病院時代に一緒に仕事をしたドクターとの飲み会です。
年に1回新年会ちっくにやってます。
さーて、今日はどんな話が炸裂するかしら♪
クリニックにもいろいろなキャラの院長がいるよねって話になって、ふーん、自分の近くにはいなくてよかった、みたいなパターンも。
そんな中でそーだなーというのが、
ドクター「糖尿病で内科にかかっているんですか?」
患者さん「はい、○○○整形外科にかかってます。」
ドクター&スタッフ「『内科』を受診しているはずなのに整形外科???」
えー、これは何が問題かというと、その整形外科が標榜(なのっているという意味です)している科が整形外科だけでなく内科もということなんですね。
日本では医者であれば何科を標榜しようが自由なので、極端な言い方をしたら、耳鼻科が一緒に産婦人科を標榜してもいい訳です。
ただ、この場合問題なのは、整形外科の医者とは別に内科の医者が内科の診察をしていればいいのですが、そうではなくその整形外科の医者が一人で内科も含めたいろんな科の診察をしていること。
現在の日本の医療環境では残念ながら「整形外科」の医者で「内科」で診察できる人はいません。
あと、「○○ファミリークリニック」みたいなファミリークリニックは特に専門がないまま開業した医者が多いので要注意です。
と、いうことで、もしクリニックを受診するときは、できるだけ標榜科が少ないお医者さんを受診することをお勧めします。
「内科」「小児科」「アレルギー科」「泌尿器科」「性病科」といった複数の科があるのに対して医者がちゃんと複数いるのなら大丈夫です。
もし医者が一人ならできるだけ標榜科目が少ないところを受診しましょう。