眠気をおさえたいときに、コーヒーを飲む。
これはカフェインの眠気覚ましの効果に期待してですが、カフェインの摂りすぎには注意が必要です。
例えばコーヒー。
適度な量なら、死亡リスクが減少する効果もあるいというデータがありますが、摂りすぎると、めまい、興奮、不眠、不安、震えが怒ったりします。
そしてタイトルの「エナジードリンク」。
レッドブルやモンスターエナジーなどがありますが、これは缶や瓶1本あたりにすると、コーヒー二杯分くらいのカフェインを含むものもあり、一日に何本も飲むのは危険です。
カフェインを多量に含む、眠気防止薬やエナジードリンクなどの清涼飲料水の急性中毒で、平成23年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心肺停止なとり、うち3人が死亡していました(2017年日本中毒学会調べ)。
実は眠気防止薬やエナジードリンクはカフェイン中毒の危険があるんですね。
特にお子さんの場合は危険です。
アメリカ心臓協会(AHA)のレポートでは、12才未満のお子さんの場合、体重1kgあたり2.5mgのカフェインを摂取で中毒症状が出るということです。これを、エナジードリンクのカフェインの含有量をみてみると、、、レッドブルは缶コーヒーのサイズで1本80mg。
そして、6歳の男の子で平均体重である21kgのお子さんの場合、カフェイン中毒になる量は52.5㎎です。
エナジードリンク1本のむだけでカフェイン中毒のレベルのカフェイン摂取になってしまいます。
スポーツの後などにエナジードリンクをお子さんにあげている、親御さん、ぜひご注意を!
カフェイン中毒については農林水産省のサイトをご覧ください。→http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html