インフルエンザが流行しています。
インフルエンザは咳やくしゃみから移りますが、インフルエンザに感染していても全く症状のない方(不顕性感染)もおられます。ですので、インフルエンザであるなしにかかわらず咳や鼻水のある方はマスク(不織布製が望ましい)をつけ、鼻水や痰を出したティッシュはすぐに捨てることが大切です。また、咳やくしゃみを手で受け止めた場合はすぐに手を洗うこともお勧めします。
そして、困るのが「インフルエンザなの?」と迷う場合です。
インフルエンザかな?と思って受診される場合.ウィルスといってもインフルエンザだけではありません。インフルエンザでなくてもRSウィルスやアデノウイルスといった他のウィルスになっている場合もあります。耳鼻科ではそこまでウィルスのチェックができません。インフルエンザが気になった場合の受診は耳鼻科ではなく内科や小児科をお勧めします。
さらに困るのがインフルエンザになっていて「のどが痛い」といった場合です。インフルエンザの拡大を防ぐためには隔離室が必要です。
ただし、当院には隔離室がないので他の患者さんがインフルエンザに感染する可能性がありインフルエンザにかかっている方への対応ができません。その場合は隔離室がある耳鼻科への受診をお勧めします。当院の近くでいうと、みみはなのど操山クリニック(岡山市中区国富4丁目5−17 Tel 086-271-3387)https://misaoyama-ent.com/があります。
インフルエンザにかかっている方には申し訳ないのですが、ご理解のほど、よろしくお願いします。