皆さま、お鼻の調子はいかがでしょうか?
寒さがゆるんで、スギの花粉も飛んできはじめました。
このスギの花粉ですが、実際どれくらいから症状として感じられるのか?
昨年のデータで探ってみますと、、、(以下、「岡山県」としてのデータです)
2月14日から「やや多い」になり、3月11日から「非常に多い」になりました。
そして(ヒノキはスギに近いので、スギ花粉症の方はヒノキにも反応している場合が多いのです)スギ、ヒノキの花粉のピークは2月24日から4月30日でした。
今年は皆さん症状の出方が早いので、ご注意ください。
さらに注意すべき点としては、、、
今年は去年に比べて多くないという予測ですが、ここで気を付けたいのが、花粉の多い少ないの基準にする「平年値」。
これは直近の10年間の平均値のことをいうのです。
で、スギの木は国産材が採算とれないので伐採されず放置されているうえに、花粉を飛ばす適齢期のスギの木が毎年増えている状況で、この「平年値」も10年前に比べると2倍になっている地域もあり、「例年よりも少なめ」とか「去年よりも少なめ」という場合でも油断大敵なんですね。
今年もいつものように花粉症に対する対策をしていきましょう。
とりあえず、毎年のんでいる薬(あるいは鼻にさしている点鼻薬)が手元にあれば大丈夫です。
薬がきれている・・・という方、早めにお医者さんを受診しましょう!