クリニックを受診したらすぐ順番になる。
これ、理想ですよね。
それで、クリニックではいろいろ予約制を導入しています。
ただし、飲食店や美容院の予約制と違う場合があり、ややこしい。
それは「順番予約」。
これは時間帯では予約できず、順番のみ押さえられる予約です。
列に並ばなくても順番とれる、そんな感じでしょうか。
そんなややこしいことしなくてもふつーに9時からとか、11時30分からとか時間で予約できればいいのに。
当院でも予約制のシステムを導入していますが「順番予約」です。
なんで時間帯の予約にしないのか?
時間帯の予約は患者さんの数が多かったり、急に体調が悪くなって受診する患者さんが多いクリニックには不向きなんですね。
患者さんの診察が長引いてしまった。10時を過ぎた。
そうすると、これは10時の予約の患者さんを診察する。
すると、途中で診察のスピードが上がらなくてこの患者さんが終わるのが10時30分を回ってしまった。
そうすると、急に来院した患者さんは診察は後回しにして次は10時30分からの予約の患者さんを診察する。
これが続くと、予約していない患者さんはいったいいつになったら診察受けれるの???ということになってしまいます。
順番予約の場合、診察開始時間はわからない(当院では目安は表示しています)が、「あと11人」とかだいたいどれくらいで診察を受けれるか予約せずに急に来院した患者さんもイメージがつきやすい。
ただし、ある患者さんがどえらく診察の時間がかかってしまうと「あと2人」のはずなんだけど、20分たっても診察始まらない・・・ということもありえます。
なので、予約制は便利ではあるのですが、予約がとれなくて早く診察を終わらせたい場合ですが、、、
これはやっぱり診察開始前に来院することでしょう。
時間帯の予約制を導入しているクリニックであってもオープンする前から一番に並んでいたら、少なくも時間帯の予約の患者さんの次に診察を受けれる可能性が高まりますから。
時間帯であれ、順番であれ、予約のシステムが有効に発揮できるのは診察が遅くないドクターの場合ですね。
診察が遅いドクターの場合はしょうがないと思ってひたすら待つことを覚悟するしかないです。
と、条件つきではありますが、便利であることは間違いないクリニックの予約システム。予約の方法や予約できる時間帯はクリニックによってまちまちなので、ご注意を!