なんか、鼻がぐずぐずするのが続いている。。。
花粉症かな?と思ったんだけど鼻水が黄色い。
そんなお悩みをお持ちの方はおられませんか?
鼻かぜはウィルスが逃げていったら終わるので、数日ならともかく、1週間も2週間も引っ張ることはないです。
そして鼻かぜっぽい症状は花粉症でも起こることはあるのですが、問題は鼻水の色。
鼻水が黄色くないですか?
黄色い鼻水はばい菌と体の細胞が戦った死がいなのです。
黄色い鼻水が出ているということは鼻の中でばい菌が猛威を振るっている。
ただし、「鼻の中」ではなく「鼻の奥」にばい菌が悪さをしていると話が変わってきます。
これは副鼻腔炎(ふくびくうえん)、いわゆる「ちくのう症」です。
これは鼻の奥にある副鼻腔という空洞に膿(うみ)がたまる病気です。
ちくのう症は骨で囲まれた空間に膿がたまるので、他の病気とは違い、症状がなくなっても1カ月くらいばい菌をやっつける薬(抗生物質)を飲み続けないと治らないのです。
ですので、鼻かぜとして治療を受けると、ちくのう症が治る前に治療が終わるので、症状がだらだらと続くことになります。
黄色い鼻水の他にちくのう症を疑わせる症状としては、ほっぺたの痛み、目の奥の痛み、歯の痛み、歯の浮いたような感じ、頭痛、頭の重い感じ、匂いがしない等があります。
これらの症状のどれかが当てはまるようであれば、一度耳鼻科で相談することをお勧めします。
ちくのう症については詳しくはコチラをご覧ください→http://chikunou-chiryo.com/