花粉症予報で今週からスギ花粉は「非常に多い」。
もしかして花粉症???という方が多数来院され、昨日は「20分でわかる花粉症検査」を23名もの方が受けられました。
そんな花粉症検査ってどんなの?You Tubeでアップしてますので、以下の動画をご覧ください。
そして今年の花粉症。やばいよ、今年は多いから。本当は予防内服といって花粉が飛び始める前に飲み薬を始めるのがいいのですが、もう飛んじゃっている現在、そんなこれからどんな対策を立てていくか、患者さんからのご質問にお答えする中で、これはためになる!というお話を今日はご紹介。
【今まで使っていた飲み薬が今年はあまり効かないんだけど。。。】
対策としては以下の4つがあげられます。
1.花粉がとても多いので、去年の飲み方では薬の力が足りない。その年の状況にもよりますが、今年に関してはかなりがっちり飲み薬をいくなり、例年飲み薬だけで済んでいた方でも、点鼻薬(鼻にさすスプレー)を併用してみるといった方法でのやり方があります。
2.薬をきちんのとのめていない。意外と多いのがこのパターンです。薬が1日2回のむ薬を症状がある時だけ、あるいは1日1回で十分効いていたから、などの理由でのまれていないと、薬本来の力が発揮できません。まずは、きちんとのんでみましょう。
3.ジェネリック(後発品)に変更していた。先発品(例:アレグラ)とジェネリック(例:フェキソフェナジン)は例えばホットケーキミックスでいうと先発品が森永、ジェネリックがスーパーのプライベートブランドといった形になり、同じホットケーキですが、森永と同じような風味かどうかはまた別問題です。
先発品で効いていたけど、ジェネリックは微妙に効きが落ちる場合が、多くはないですがあります。特にアレグラはその傾向がある印象ですので、フェキソフェナジンって効かないと思っている方、アレグラ自体は眠気も起こりにくく、いい薬ですので、車を運転するような仕事で眠くなるのはなんとしても避けたい場合など、先発品のアレグラに変更してみることをお勧めします。
4.ちくのう症にもなっていた・・
これがあると、ずぅ~っと症状が続いて困ります。ちくのう症自体は頭痛やほっぺたの痛み、歯の痛み、目の奥の痛み、頭の重い感じ、しんどい、などなどいろんな症状があります。
鼻がぐずぐずしているから内科で治療を受けてたけど、耳鼻科でレントゲンを撮って初めてわかった。
そんな方は結構おられます。
特に黄色い鼻水が出ている方、花粉症の鼻水は透明です。色がついているということは、ばい菌がいるサインです。早めに耳鼻科で相談しましょう!