年始も1週間が経過しました。
皆さま、お耳の健康はいかがでしょうか?
1/2のブログでも書きました、聞こえにくさ、耳がふさがった感じ、耳鳴り。
これ、難聴からでも起こるのですが、意外な伏兵が、耳掃除。
特に毎日風呂上りに綿棒で耳掃除をされている方に、耳の奥に耳あかが耳栓のように押し込められていることが見られます。
今日も「1年くらい前からなんか右耳がふさがった感じがあったんだけど、3日前からひどくなってきたので来ました」
と、いう方がおられました。
低音障害型難聴だったら、どーしよ。。。時間たちすぎているしな~(低音障害型難聴は発症から1週間以内くらいに治療を開始しないと完全に治らない場合が出てくるので)とドキドキしながら診察をしましたら、右耳だけキレイに耳あかが奥にはめ込むようにつまっていました。
これを取り除いて一件落着と相成りましたが、こんな状態だと普段の生活も聞きにくかっただろうなと。
大人の方は放っておいたら耳あかは勝手に耳の外に出ていきます。
耳の壁に傷をつけて痛くなってもいけませんし、とにかく耳掃除はしないでおきましょう。
もしがさがさする・・・とか、気になることがあればそれは耳鼻科で耳掃除を受けることをお勧めします。
ちなみに、お子さんは背が伸びる時期の赤ちゃんや幼稚園や保育園の世代は、細胞の新陳代謝が活発で絶対に耳あかたまりますので、3か月に1回くらいを目安に耳鼻科を受診して、痛くない中耳炎(滲出性(しんしゅつせい)中耳炎)が起こったりしてもいないかもチェックを受けることをお勧めします。