耳鼻咽喉科の雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報。
「難治性鼻出血への対応」
で、目にウロコだったのが、DHAやEPA、さらにはニンニク(アホエンを含むタイプ)、クランベリージュースも鼻出血を起こす可能性があるとのこと。
特に心臓病で血液サラサラにするワーファリンの系統の薬をのんでいる方は要注意ですね。
さらには、厚生労働省のe-ヘルスネット「食物と薬の相互作用(サプリメント編)」http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-06-003.html
では、他にもいろいろなサプリメントの問題が・・・
ビタミンB6はてんかんの治療薬であるフェニトインの効果を弱める。
ビタミンCは女性ホルモンのエチニルエストラジオールの効果を強めてしまう。弱めるのも問題ですが、強めるのも薬の効果が強く出過ぎて危険な場合があります。
ミネラル類はテトラサイクリン系抗菌剤、キノロン系・ニューキノロン系抗菌剤といった抗生物質(ばい菌殺し)の効果を弱める。
一部を抜粋しましたが、さらなる問題はサプリメントは「医薬品」ではないので、厚生労働省といった公的機関のチェックがお医者さんで処方される薬と違いかからないこと。
お医者さんで処方される薬のように定期的に副作用のチェックや新たにわかった副作用のお医者さんへの周知といったことはされません。
「体にいい!」と思って飲んでいて実は体に悪かった。。。
そういう可能性があるので、皆さん、サプリメントは摂らないことをお勧めします。