みなさん、耳鼻科って、どこに行っても1時間2時間待つのは当たり前。しかも診察は一瞬。。。
そんなふうに思ってられませんか？

なんで「1時間待って診察が一瞬」なのか？

医師が診察や病気の説明だけに集中できる環境が整っていないからなのです。逆に言えば医師以外のスタッフが診察や病気の説明以外を受け持つようにすれば、
「待ち時間がない」のに「ていねいな診察」が受けれるのです。
当院では患者さんがクリニックに足を運ばれる前の段階から徹底的に見直し、患者さんがクリニックに入られてからの時間が
「受付手続き」「診察」「診察の後の処置（治療）」「会計」
以外の時間を限りなくゼロにするように努力しています。

その一例としては・・・

• 初めての方であればホームページから問診票をダウンロードして来院してから問診票を書く手間がかからないようにする。
• 初めての方でも携帯やスマホ、パソコンから順番予約をとれるようにする。
• 診察の時の患者さんの話を医師が書くのではなく、電子カルテでクラーク（医療秘書）が入力するようにする。
• 紹介状を作成する場合は、音声入力で医師が入力したものをクラークが修正する。
• 病気の説明は言葉だけではなく、ビジュアルにすぐに理解しやすいように46インチのモニターも利用する。
• 医師の説明を忘れてしまわないように病気や治療についてカラーの説明用紙で自宅に帰ってからも治療の内容を確認できるようにする。
• ちくのう症（副鼻腔炎）でレントゲンを撮る場合は、デジタル化して撮ってすぐ患者さんに説明できるようにする。
• 診察が終わってからすぐに受付に診察データを送り、診察が終わってからすぐに会計ができるようにする。
• 受付と診察室などでの確認事項や修正事項はインカムを使って瞬時に対応できるようにする。
• インカムはドクターやスタッフ全員が装着し、全員でクリニック全体の状況を把握し、それぞれがその時点で一番適切な対応や行動ができるようにする。

これは「流れ作業」ではなく、「流れるようなオペレーション」なのです。
絶対に驚かれるはずです。
駐車場にはクルマが5台以上とまっているのに待合室には患者さんが一人しかいない・・・。

のどが痛い。。。
このまんま放っとくとなんか熱も出そうでまずいなぁ。。。
でも遅刻できないしなぁ。。。

スタッフといろいろ相談して入口を開ける前からの段取りも時間を逆算して「朝早くから快適な受診」を実現しました。
しかも診察以外の時間の無駄とりを徹底的にして「朝一番で受診したけど、結局クリニックを出たのは１時間後。。。」みたいなことはありません！

当院では、「早い」だけではなく「ていねいな診察」にも自信を持っております。

「早い」のと「ていねい」って矛盾するんじゃない？

そんなふうに思われる方もおられるかと思います。
でも、ちょっと考えてみてください。

今まで受診された耳鼻科や内科のお医者さんって患者さんの話を聞いたり、患者さんに説明をしたりする以外に一生懸命、紙（カルテ）に書いたりしていませんでしたか？
でも「書く」っていうのはお医者さんじゃなくてもできますよね？

当院ではこの「書く」というのはクラーク（医療秘書）に任せて、医師はもっぱら患者さんと向き合うことに時間をかけています。

また時間をかける中でもより効率的に患者さんに病気や治療を理解していただくためにビジュアルにすぐに頭に入るように46インチの大画面のモニターを利用した説明をしています。