先週から花粉症の患者さんの来院が増えています。
今年の花粉症自体は今年は昨夏の長雨の影響で岡山県はスギ花粉の飛散は「例年よりは少ないが、昨年よりは多い」という予報です。そっか、あんまり多くないのかということ自体はいいのですが。。。
昨年の11月後半や12月は、鼻がぐずぐずしていたり鼻声→体調不良?→コロナ??というのが心配でということでアレルギー性鼻炎や花粉症の方の「薬をもっておきたい」という来院が非常に多かったです。これはとりもなおさず、来院された鼻炎や花粉症の患者さん自身も周囲で鼻の症状がある方がおられると「心配になる」ということの裏返しだと思うのです。
さらに、コロナ感染の話から飛沫(ひまつ)感染、ようするに咳が非常に嫌がられています。しかしですね、飛沫感染にはくしゃみもあります。そして咳以上にくしゃみは制御が困難な場合があります。花粉症は薬をのまなければ当然「発作的に」くしゃみが出たりします。
周囲の方が鼻ずるずるさせていると引いてしまう・・・という方も多いかと思います。その反応自体はこれだけコロナが猛威を振るっているので、しょうがないとは思いますが、逆に言えば花粉症は相性のいい薬を早めに予防内服すればいい話です。
ですので、今年は花粉症の方は手持ちの薬がない状態であれば、症状がなくても「とにかく早めに」一度受診してお薬をキープしておくことをお勧めします。
花粉症はアレルギー性鼻炎の一種なので、アレルギー性鼻炎のように調子が悪いと「鼻血を繰り返す」場合もあります。鼻血が噴き出るようにでると周囲の方にも恐怖以外の何物でもないですし、これまた普段花粉症をコントロールをしている薬があればそもそも鼻血も予防できます。たかが花粉症と侮(あなど)らず今年は万全の体制で4月まで過ごしていきましょう。
あと、以前から鼻炎はあると思っているが、花粉症のような気もする・・・という方、当院は「20分でわかる花粉症検査」があるのです。もしスギが陽性であれば、少なくとも今年に関してはストレスなく日常生活を送るため、4月中旬までは相性のいい薬でコントロールすることをお勧めします。
症状が出てからでは、薬をのんでもすぐに症状が落ち着かない場合があります。花粉症の方はご注意を!!!