今週火曜日のブログにあげたお子さんの鼻水。
実はお子さんに限らず大人の方も要注意なんです。
鼻カゼと思って、放ってたり、市販のカゼ薬を飲んだりしていると、なんか鼻水が色がついてきて、鼻水が臭い。。。
こんなことはありませんか?
そこにもってきてほっぺたや歯が痛い。目の奥が痛い。頭痛がする。
こんな痛みも出てきたら、「ちくのう症」が大変疑わしいです。
これは鼻の奥(ほっぺたとかおでことか)にある空洞(副鼻腔(ふくびくう)といいます)に膿(うみ)がたまる病気です。
この病気になると、鼻カゼの治療をしても治りません。
この病気が続くと鼻がつまりすぎたり、頭痛や頭の重い感じがして仕事や勉強にも影響します。
ただし、きちんと診断がつけば1か月くらい薬を飲むことで治せます。
悩ましいのは、花粉症やアレルギー性鼻炎がある方。
普段から急に冷え込んだり体調がイマイチだったりほこりがあるところに行くと鼻がぐすぐすしやすいのです。
そんな鼻炎の方も鼻水の色が透明でなく色がついてきたら、この「ちくのう症」が大いに疑わしいです。
この年末は医療機関も休みの期間が長いので、黄色い鼻水があったりしたら、ちくのう症にならないように早めに治しておきましょう!