今日の日経。
「歯周病※1にかかるリスク」が「(喫煙者と同じく)受動喫煙※2の男性も3倍」
タバコはいろいろ害があることを言われていますが、今回は自分はタバコを吸わなくても、タバコの煙を吸ってしまうことの害が取り上げられています。
もともと、タバコに含まれているニコチンは、歯周病の原因になる歯周病菌が広がって、より歯周病がひどくなる働きがあります。
タバコを吸うこと自体も免疫※3力を低下させるので、歯周病になりやすくなるといわれています。
今回の記事で取り上げられた国立がん研究センターと東京医科歯科大の共同研究チームがまとめた調査か結果から、タバコを吸う影響が、受動喫煙でも同じメカニズムで歯に悪影響を及ぼしているということになります。
今回の研究では女性では受動喫煙で、歯周病が悪化しやすくなるという結果は出ていませんが、タバコが体に悪影響を及ぼすのは最近特にわかってきていますhttps://miyaharajibika.jp/wp/?p=16208
タバコを吸われている方は、一度、禁煙指導をしているクリニックで相談されてみることをおすすめします!
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※1ばい菌が歯ぐきや歯を支えている骨に悪さをする病気。歯槽膿漏(しそうのうろう)。この病気が進行すると最後は歯を抜かなければいけなくなる。
※2自分がタバコを吸っていなくても周りでタバコを吸う人がいることでタバコの煙を吸わされてしまう状態
※3体の中に入ってきた異物を排除しようとする体が持っている防御システム