今日は耳鼻科の勉強会でガンの治療について学んできました。
とてもためになったのは、ガンの治療後について。
抗がん剤療や放射線治療が進歩して治りが悪い耳鼻科の領域のガンが治るようになってきたのですが、そこで新たな問題が。
放射線があたったところに、新たなガンができることが。
こわいなぁ。。。
それも放射線の治療後16年後とかに。
さらに抗がん剤はガンを痛めつけるのですが、逆に体も大きなダメージを受けて、内臓の調子が悪くなり、亡くなってしまう。
なので、経過がよくても抗がん剤や放射線治療を受けた患者さんは例えば1年に1回とか通院は続けてもらい、知らないうちに体調を崩す兆しがないか、新たなガンが発生していないか見守っていくのが大切。
さらに最近話題の重粒子線治療について。
重粒子線治療というのは岡山県では津山中央病院に導入されたのですが、これ、狙ったポイントだけものすごいエネルギーをあてれるという、画期的な治療なのですが、切れ味がよすぎて、あてたとこがスッポリなくなる形になってしまう。
そして例えば頭蓋底(脳の底の部分)にガンがくっついていてそこに重粒子線を当てたらギリギリであたった脳が腐ってしまったり、脳みその中を循環している髄液(ずいえき)という体液が脳から鼻の方に漏れてくる「髄液漏(ずいえきろう)」が起こったり。
・・・・・副作用としてはあまりにもでかいな。。。
と、ゆー訳でこの重粒子線治療、本当にメリットデメリットを考えながらしていかないと、えらいことになってしまう。
なるほどねぇ。
一線で仕事をされている方の話は説得力があります。
大変勉強になりました。
これからも絶えず医学知識もアップデートしていきます。まさに人生は勉強なり。
奥さん弁当でエネルギーチャージして週末までがんがんいっちゃいますよ~。