昨日もこのブログでお伝えしましたが、インフルエンザワクチンの在庫は一番の需要期を迎え、医療機関によっては在庫がなくなる状況が出てきています。
ただし、今年はインフルエンザワクチンの生産が遅く始まったこともあり、例年なら全体の生産量の1割しか生産しない12月も月末まで生産を続け、12月だけで4割ほどの生産を行うようです（と、いうより生産ペースには限界があるので、後ろずれして生産を続けるしかない）。
ですので、もし現在発熱や体調不良で予防接種が受けれないあるいは受診したクリニックで在庫がなくてもあきらめることはありません。
12月に入っても予防接種を受けれる可能性は十分ありますし、特に12才以下のお子さんにおいては予防接種の効果を出すために2回の接種が必要なのですが、1回目の予防接種を受けてから2回目の予防接種を受けるまでの間隔は2～4週間となっているので、1回目がこれからでも2回目が12月に入って受けることになっても今から「2回目が受けれないんじゃないか？？？」と心配なさることはないと思います。
当院では昨日の夕方で在庫がなくなりましたが、今日の午前に再び100名分のワクチンが入荷する予定です。
インフルエンザはなったら最低でも5日間は仕事や学校を休まないといけないので、被害甚大です。
是非予防接種を受けるようにしましょう。
