メルマガ、11月って何をネタにしよっかな~。
最近、診察してて結構おられるのが、患者さんがどこに行ったらいいのか、迷ってしまう、あるいは○○科に行ったけど全然よくならなくて違うかもしれないんだけど耳鼻科来てみました、みたいな方なんです。
「耳鼻科」って呼びやすいけど、ほんとは「耳鼻咽喉科」。「咽喉(いんこう)」ってのはのどのことなので、耳鼻科はのどまでをカバーしております。
さらにいうとのどの表面は首。という訳で「首」も耳鼻科で診察してるんです。
大きな病院なんかは、「首は耳鼻科ですよ」と強調するためにわざわざ「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」と標榜(ひょうぼう)しているところもあるぐらい。
その首の病気で大事なのが、のどの奥が原因でおこってるのが結構あること。
のどが痛くて、そのうち首も腫れてきて、お医者さんに行ったら「首に膿がたまってます。緊急手術しましょう」と言われた、みたいな。
首って息の通り道でもあるんですが、息の通り道自体は細い管なので、ばい菌が悪さして腫れると窒息死といったコワイことにもなったりします。
ただし、首から上って、ファイバースコープ(胃カメラの細くなったカメラ)で直接見れるので、診断も早いんです。
よーし、今回はこの「首から上は耳鼻科へ行こう!」。
これでいきましょ。
皆さん、ぜひご覧ください!
(このバナーはイメージです)