いよいよプールの季節ですね。
プールといえば、、、
水が入ったまま出てこない。。。
トントンしても綿棒つかってもよくならない。
それ、耳あかがつまってるせいかもしれませんよ。
耳あかが水を吸って、より聞こえにくい状態を作り出す。
「プール入ってから聞こえが悪い」
こんなご相談、夏は多いんですね。
ここで気をつけたいのが、耳そうじ。
掃除しているつもりで耳あかを押し込んで耳栓状態にしていることが結構あるのです。
耳の穴(外耳道という)は真ん中より外側は自分で耳あかを出す力があるのですが、真ん中より奥に押し込まれると出てこれないのです。
ですので、耳掃除をまめにしている方に耳あかばんばん詰まってる。。。
これですよ。
耳掃除は外耳道に傷つけて外耳炎になって、痛くて夜眠れない・・・とかいいことはありません。
耳あかが気になったら耳鼻科で耳あかだけなのかそれとも他の病気がないか、診てもらいましょう。
時には「耳あかつまっている?」と思っていて低音障害型難聴や突発性難聴だったりすることもあります。
これらの病気は早く治療しないと、ずっと難聴(や、「耳あかつまってる」感)が続いてしまいます。
耳が気になったら耳鼻科へ。耳掃除はしない。
これ、オススメです。
あと、お子さんについて。
背がぐんぐん伸びる時期の赤ちゃんや幼稚園や保育園の世代は、細胞の新陳代謝が活発で絶対に耳あかたまります。
でも、耳の穴は小さいので、お家で耳そうじをするのは困難です。奥に耳あか押し込むか、外耳道に傷をつけて大泣きさせるか。。。
ですので、3か月に1回くらいを目安に耳鼻科を受診して、痛くない中耳炎(滲出性(しんしゅつせい)中耳炎)が起こったりしてもいないかもチェックを受けることをお勧めします。