タバコって体に悪い。
これは多分皆さん何となくイメージとしておありでしょうが、じゃあ、タバコ止めたらどうなるのか?
タバコ吸わない人と同じくらいに健康になれるのか?それともタバコ吸わない時には戻れないのか?
よくわかんないからタバコを吸い続けている方もおられるんではないでしょうか。
そこで7/21付けの日経の記事。「糖尿病を知る 喫煙が発症リスクに」
国立国際医療研究センター・糖尿病研究部長 野田 光彦氏が執筆されているんですが、タバコは肺ガンやのどのガン以外にも全身の病気になるリスクを高めます。で、野田氏らの研究によると糖尿病もタバコを吸うことでなりやすくなるとのこと。
この記事でなるほど!と思ったのが、「禁煙するといろいろな病気による死亡のリスクが、最終的には全く吸わない人とほぼ同じになることが、多くの研究で分かっている」ということです。
タバコを止めるのに遅すぎることはないということですね!
ただ、気を付けたいのは、禁煙すると口寂しいこともあり食べる量が増えてしまう人が多いこと。これはこの記事でも「禁煙後5年未満では糖尿病の発症率が高かった」と書いてあります。食べ過ぎが糖尿病を誘発してしまう。
でも大丈夫。「禁煙後5~10年や10年以上では全く吸わない人と同じ」というデータも出ているので禁煙後5年間体重が増えないように気を付けたら後はなんとかなるということです。
タバコを止めようか迷っている皆さん、ニコチンパッチやニコチンガムはお医者さんの処方でなくても薬局で買えるので一度禁煙にトライしてみませんか?