いよいよ冬本番です。
この時期特に気を付けたいのがカゼ。
鼻がぐしゅぐしゅ、咳がこんこん。熱っぽい~。
でも、みなさん、カゼってどんな状態かご存じですか?
カゼは「ばい菌」でなくて、「ウィルス」でおこるんですよね。
ばい菌が原因ではないということは、ばい菌をやっつける「抗生物質(こうせいぶっしつ)※1」が効かないということ。
よく、内科や小児科で「かぜ」と言われているのにいつも抗生物質が出ている場合は注意が必要です。
かぜで体が弱っているところにさらにばい菌が悪さをする「二次感染」を予防するために抗生物質を念のために処方するってことがなくもないんですが、毎回毎回カゼに抗生物質でるのはどーみてもおかしいよと。
カゼ薬だからとてきとーに抗生物質をのんだりしてるとばい菌が鍛えられて「耐性菌(たいせいきん)※2」ができちゃったりすることがあるんです。
この「耐性菌」、いざ手術とかの治療を受ける時に体の中にいると治療をするのにとても困るんです。
じゃあ、カゼの時はどうすりゃいいの?!?
そんなカゼについて2月の知っとく情報では取り上げてみることにしました。
今月も是非みなさん、ご覧ください^^
※1微生物によってつくられ、微生物の発育を阻止する、ばい菌をやっつける物質
※2ばい菌のうち、変異して(姿を変えて)抗生物質などの化学療法が効かないばい菌