いよいよ寒さが本格化してきましたね。
こう寒いと空気が乾燥してきてのどがかさつき、ウィルスも悪さをしやすそうです。
ウィルスといえば、この時期気を付けたいのが、インフルエンザの予防接種。
インフルエンザの発症の3~4割は、0~9才のお子さんと言われています※1。
特に、2才未満のお子さんは重症化しやすく、合併症も起こしやすいので、よりインフルエンザの予防接種が大切です。
さらに、大人の方でも、インフルエンザになってお子さんに移したりする場合があります。小さなお子さんがおられる家庭ではインフルエンザの予防接種を家族全員が受けることがより大切です※2。
インフルエンザのウィルスは毎年流行するタイプが異なります。そのため、毎年予防接種をすることが大切なのです。
予防接種は今年の流行を予測して内容を決めるので、予測が外れたりすることがあるのですが、一昨年までのA型株2種類、B型株1種類が含まれた「3価ワクチン」だったのですが、昨年からはA型株2種類、B型株2種類の4種類が含まれた「4価ワクチン」になり、以前よりも幅広くカバーできるようになりました。
インフルエンザは毎年これから猛威を振るうので、12月までに予防接種を終えるようにしましょう!
※1国立感染症研究所、厚生労働省結核感染症課「今冬のインフルエンザについて (2014/15 シーズン)」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/fludoco1415.pdf
※2 65歳以上の高齢者、60~65歳未満の心臓や肺や腎臓の障害をもつ人はインフルエンザの予防接種の対象外です