医療機関で患者さんからの要望で多いのが、
「待ち時間」の短縮。
体調がすぐれず受診しているのにさらにそこで待つ時間が長いのはきつい。
特に耳鼻科の場合、花粉症の時期の土曜日など半端なく待ち時間が発生してしまいます。。。
そんな中、患者さんを待合室から診察室にお呼びするオペレーションを改善できないか、考えてみました。
スタッフが待合室まで行ってお呼びする、ここでは問題が二つ。一つはスタッフが次の患者さんをお呼びするまでの10歩ほどの移動時間。お一人誘導するごとに10秒かかっているとすると・・・100名で1000秒≒16分ほど診察とは関係ないところで時間が余分にかかっている。そして二つ目はキッズコーナーが大賑わいの時はスタッフの声が十分に届かない時がある。特に小声のスタッフは一苦労のようです。
それで考えた。
待合室にスピーカーを設置して診察室からマイクで診察室への誘導をしてはどうか?
ここでまた二つほど問題が。
患者さんの反応がゆっくりなのと、気づいていないのをどう確認するのか?これは待合室とキッズコーナーにカメラを設置して診察室でモニター越しに患者さんの動きを確認することでクリアー。
もう一つの問題が、トイレに入っていたら、どこでトイレ中かどうか判断するのか?これはモニターから確認できる位置にトイレの自動照明と連動させたランプをトイレのドアそばに設置することでクリアー。
さりげなくいろいろ難問あったんですが、今月このマイク誘導システムを稼働させました。
で、結果は・・・
むっちゃいい♪
待合室がざわついている時もマイクの音量をあげることで対応も可能だし。
ちょっとした施策でしたが、久しぶりのスマッシュヒットでした♡