今年は昨年より1か月くらいインフルエンザの流行が早まっており、ピークは年末年始といわれています。
予防接種をするのはもちろんですが、インフルエンザに対しては「感染経路を断つ」のが重要です。特に手についたウィルスが体の中に入らないように「手洗い」をこまめにやりましょう。
ただし、意外なことに「うがい」はインフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません※1。
手洗い重視で、さらに対策としては
十分な睡眠とバランスのよい食事:睡眠時間は5時間をきると健康に支障をきたしますので、注意が必要です。
さらに侮れないのが、「部屋の湿度」です。
乾燥すると、のどの粘膜のウィルスなどの病原体に対する防御力が低下してしまうのです。湿度は50~60%が望ましいのですが、特にエアコンをつけると湿度は一気に40%を割り込んだりします。お家に湿度計がない場合はホームセンターなどで温度計と湿度計がセットになったものを購入し、湿度が50%に届かないようであれば、インテリアでないしっかりとした加湿器(例 https://www.zojirushi.co.jp/syohin/humidifier/)を購入することをお勧めします。
さらに今年はインフルエンザの流行のピークが年末年始にきたことで、「にぎわっているところへ出かけることを控える」のは事実上難しい。少なくともインフルエンザの予防接種がまだの方は、インフルエンザの流行が春まで長引いたりする傾向があったりもするので、これからでも受けることをお勧めします!
※1 首相官邸ホームページhttps://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/influenza.html